25. メンタリストDaigo 著 「ストレスを操るメンタル強化術」

メンタリストのメンタル強化術を読んでみた。

内向的な性格の人はそのままでいい。性格なのだから変える必要はない。ただ、内向的であるがゆえに繊細であったり、ストレスに過敏になる傾向がある。だから、「外交的になりたい」等と思うかもしれない。

ただ、ダイゴさんは「内向的な性格の人が適切なふるまいをすれば、外交的な人たちを凌駕できる」と断言する。失敗と挫折に向き合い、反省して次に生かせる性格は成長できる証拠。その結果、失敗を気にしない外交的な性格よりも早く成熟するのである。

ストレスの捉え方によっては、ストレスは良いものに変わっていく。マインドセットを変える方法もいくつか紹介されていた。ストレスと向き合い、さらに自分の性格や行動傾向、考え、感情を客観的にとらえられるようになれば、もう一人の自分がストレスをうまく処理してくれるようになっていく。

なるほど、なんとなくわかってきたが、習慣にしていくには時間がかかりそうである。

ただ、読んでいて面白く、わかりやすい本であった。ストレスに押しつぶされそうな、かつ内向的な性格だと思う方はぜひ読んでみてほしい。